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理学療法士、作業療法士の動向を書きましたので、今回は言語聴覚士です。

「現在、言語聴覚士の数は運営上充足しているか?」という質問に対して、「はい」と答えた病院は全体の45.6%、「いいえ」は37.1%「どちらともいえない」は17.3%でした。

理学療法士、作業療法士と比べると「はい」と答える病院は少なく、「いいえ」と答える病院が増えています。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の3業種の中では最も需要に対して、供給が不足している業種と言えます。

近畿での同じ質問に対しての回答は「はい」が48.1%、「いいえ」が34.4%でした。全国平均に比べると、言語聴覚士の人数が少ないと感じている病院は少ないようです。理由としては養成校が18校あり、全国でも最も養成校の多い地域であるためと考えられます。

言語聴覚士においては、認知度や必要性が年々高まっており、それに伴って職域も広がっています。そのため今後ますます需要が高まる職業と言えるでしょう。

作業療法士同様で、地域格差が大きいのも言語聴覚士の特徴です。理学・作業療法士では比較的充足していた四国での需要が高いのが際立ちます。四国は全国で最も言語聴覚士の養成校が少ない(2校)であり、言語聴覚士の需要と供給のバランスは養成校の数に大きく左右されることがわかります。

また、言語聴覚士は女性の多い職業なので、産休や結婚などで退職される方も多いです。言語聴覚士の需要に対して、供給が十分なものになるのは10年以上の時間がかかるでしょう。