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前回は理学療法士の動向に関して書きましたが、今回は作業療法士です。

2016年8月に四病院団体協議会が行ったアンケートによると、「現在、作業療法士の数は運営上充足しているか?」という質問に対して、「はい」と答えた病院は全体の42.9%「いいえ」と答えた病院は40.9%、「どちらともいえない」が16.2%です。

全体を見ると理学療法士よりやや作業療法士の方が不足していることが見て取れます。私が病院の人事担当の方とお話する印象では、もう少し差が出るくらい作業療法士が不足していると思っていましたので、予想外のアンケート結果でした。

近畿では同じ質問に対して「はい」と回答した病院が41.0%、「いいえ」が44.7%「どちらともいえない」が14.3%で、全国平均と比べてほとんど大きな差はありませんでした。ただ、各地域別で見ると関東では「はい」が36.6%、中国では「はい」が53.9%と理学療法士以上に地域によっての差が大きいことがわかります。

このデータだけを見ると都市部で作業療法士が足りないことになります。しかし、実際は理学療法士や作業療法士も病院以外の「施設」や「訪問」になると、都市部以外の方が人員不足であることが多いです。今後は都市部の病院で経験を積んで、地方の施設や訪問系で活躍される療法士の方が増えてくることが期待されます。