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皆さんご存知かもしれませんが、神奈川県の保健福祉局から驚くべき通知が出ましたね。

画像が見にくい人はコチラ

今回のタイトルにある訪問リハビリとは、訪問看護ステーションがリハビリを提供する訪問看護Ⅰ5ではなく、病院、クリニック、老健から提供される訪問リハビリ事業所のことです。

 

さっそく訪問リハビリが普及しない理由ですが、訪問リハビリ事業所からの訪問リハビリを提供するには

  • 主治医からの情報提供(主治医とは訪問リハビリ事業所以外の医師であることがある)
  • 訪問リハビリ事業所の医師が「訪問リハビリテーション計画書」を作成するために診察が必要

つまり、主治医と訪問リハビリ事業所2か所の診察が必要になるということです。

※訪問リハビリ事業所にいる医師が主治医の場合は2か所の診察は必要とならない。

そして、訪問リハビリ事業所は利用者さんが増えればセラピストの数を増やすのはもちろん、医師の数を増やすことも必要になるのです。

これではなかなか訪問リハビリ事業所は増えません。

 

対して、訪問看護からのリハビリ訪問看護Ⅰ5では、主治医からの指示書のみでサービスを提供することが可能です。

利用者さん事業所にとっても負担は訪問看護Ⅰ5の方が少ないわけです。

 

本題です。

今回の神奈川県の通知を見るとはっきりと

「訪問リハビリテーション事業所の医師の診療は受ける必要はありません。」という一文があります。これはもともと平成27年4月の改定で訪問リハビリ事業所の『診療』についての文言が削除されていることに始まっています。

ただし、この神奈川県の通知はあくまで神奈川県のローカルルールのようで、他府県では認められていないようです。

 

ここからは個人的な意見です

①国が訪問看護Ⅰ5から訪問リハビリへのシフトを本気で考えれば、今回の神奈川県の通知が厚生労働省の見解として広まるでしょう。

②国が歳出削減をメインに考えるならば、訪問リハビリ事業所からの訪問リハビリを受けるための2重診察は変わらず、かつ訪問看護Ⅰ5の減算や何らかの制限がかかるでしょう。

 

まぁどちらにしても訪問看護Ⅰ5にとってはマイナスの話ですね。

こういった厚生労働省からの発表だけでなく、都道府県、市町村別のローカルルールは今後ますます増えることとなるでしょう。各地の情報に目を向けなくてはなりません。