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「相手の方が何を知らないか」は私が訪問リハビリで他職種の方と接する時に大切にしていることの一つです。

対象者の方、家族さん、ケアマネさん、ヘルパーさん、時には主治医の事務員さんなど様々な方と接する機会があります。話し合うときには、相手の方が「何を知っているか」も大切ですが「何を知らないか」を意識しています。

 

分からなくても「分からない」と言えないこともある

病院と違い、法人も違う人間同士が初対面で話す時にはお互いに気を使い合うものです。もし、知らないキーワードが出たとしてもなかなか「今のはどういう意味ですか?」と聞きにくいです。

もし、相手の方がわからないまま話が進んでしまった場合は、『細かなサービス調整ができない』『必要な福祉用具や住宅改修ができない』『必要な書類申請ができない』など利用者さんにとって大きな損失が生まれてしまいます。そのため、サービス担当者会議などでも「専門用語を避ける」ことはもちろん、制度面などでも互いの認識が統一されているかを確認しながら話し合うことが大切です。

訪問看護においては、介護保険と医療保険が混ざり合うので、ケアマネさんでも制度面で難しいと感じているケアマネさんが多いですので、制度面でも詳しく説明させていただくことが多いです。

相手の方が知ってる話を説明するのは失礼なので、「知っている話でしたら恐縮ですが」と前置きをして説明させていただきます。

 

学生の方と話し合うときも

私は学生さん向けに勉強会を行っています。学年によって、学校によって勉強の進み方が違うので、伝える際に何を知らないのかわかっていないと『伝えたいことが伝わらない』ということがよくあります。

この学生さんの『知らないこと』を理解するのが非常に難しいです。学生さんからなかなか「分からないです」と言っていただけることはありませんので、話の途中で何度も「~わかりますか?」「~習ってますか?」と聞くようにしています。そうすると首を振って返事をしてくれますので、進行の調整を行うようにしています。今後勉強会を重ねるうちに、学生さんの「知らないこと」「知りたいこと」を理解できるようになりたいものです。