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療法士の実習は誰もが不安を覚えるものだと思います。実習前には「どんなことを勉強すればいいのか」「バイザーの方との関係性はとれるだろうか」「ちゃんと評価できるか」など考える方がほとんどかと思います。

実習地のバイザーに話を聞くと皆さん口を揃えて言うのが「接遇面で失敗する学生が多い」ということです。

今回はそんな実習先での接遇についてお話します。

 

接遇とは

一般的には

『お客様に対しての身だしなみ・挨拶・笑顔・言葉遣いといった、一般的な接客スキル。』になるかと思います。

実習においては

『患者様や入居者様、利用者様、病院・施設の全職員、時には地域の方に対しての実習期間やその前後期間においての配慮。接客業においての、丁寧さや、不快感を与えないという基本的な配慮に加えて、心理的なサポート、謝意の伝え方』など幅広い意味があると思います。

 

話し方、名前の呼び方

対象者の方やバイザーに対してはいわゆる丁寧語でOKです。完璧な敬語は少し堅苦しいです。ただし、どんなに仲良くなっても、タメ口はNGです。年齢が下でも、仲がいい先輩が実習先で働いていても丁寧語で話します。当人どうしが良くても、周りがタメ口を良いと思いませんので、話し方には最新の注意が必要です。対象者の方、患者さんに対してタメ口で反すのは実習中止にもなりかねないので、絶対にしてはいけません。

療法士の方は基本「~先生」と呼びましょう。病院、施設自体が「~先生は禁止している」と言われたら「~さん」と呼びましょう。

対象者の方は「○○さん」と呼びましょう。親しくなったり、周りの療法士の方があだ名で呼んだりしていても、あだ名で呼ぶことは絶対にしてはいけません。

 

見学中の注意点

①対象者の方のパーソナルスペースを守る

見学時に寝ている方の顔の真横で立ち続けたり、座っている方と話す際に立ったまま話さないようにしましょう。立って見学する際には、適度な距離をとり、対象者が座っておられる際は、かがんで話しましょう。

②周りに気を配る(動線や物音など)

利用者さんの動線や、療法士の方の動線を妨げていないか注意する。ST室の近くや、何か検査している近くで話したり、物音を立てないように注意する。

③姿勢

姿勢が崩れていませんか?ただ立ってみるだけでなく、かならずメモを取りながら見学しましょう。見学した時間、場所、お名前、リハビリ内容、気づいた点、質問しようと思う点など、メモしておくと良いです。

④質問

見学中の質問はあまりおすすめできないですが、見学後や、昼休憩では積極的に行いましょう。ただ質問するよりは自分の考えを述べた後に質問しましょう。

今回は実習における基本的な、話し方や、周りへの配慮について書きました。意外と思う方もいらっしゃるとは思いますが、このような基本的なところでつまずく方は本当に多いです。

実習は、療法士としての経験を積むための場所だとは思いますので、今回の話の部分でつまづくのは本当にもったいないことだとも思います。十分な準備をして良い経験が積むことができる実習を送ってください。