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こんな大事なことですが、私も今日知りました。この話は大阪だけの話です。でも、他の都道府県の方にも参考になる話かもしれません。興味のある方はどうぞ。

この『重度障害者訪問看護料助成制度』は、訪問看護ステーションからの訪問で医療保険が対象です。介護保険は関係ありません。医療保険利用の方でも、各市町村によって対象者が異なります。概ね障害者医療医療証と似た基準となっている市町村が多いです。

変更点に関しての記述(大阪市)

http://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/page/0000008118.html

訪問看護  
平成28年12月診療分までは、総医療費の1割
平成29年1月診療分からは、1訪問看護ステーションごとに 1日あたり 最大500円(月2日限度)

 

できるだけ分かりやすく説明しますと

・平成28年12月まで

訪問看護を医療保険3割負担で利用している方で『重度障害者訪問看護料助成制度』を利用すると、3割負担のうち2割を助成し、利用者は1割の負担でいいというもの。(2割負担の方は1割を助成し、利用者は1割負担となる)

・平成29年1月以降

訪問看護を医療保険で利用している方で『重度障害者訪問看護料助成制度』を利用すると初回の訪問は500円の利用者負担、2回目も500円の利用者負担、3回目以降は負担なし

となります。

 訪問看護でかかる利用料

ちなみに現行の訪問看護では1割負担でも1回の訪問で900円~1000円程度の利用者負担が必要です。週に1回、月に4回利用ですと4000円近くの負担があったわけです。現行の利用者負担を考えると、利用者さんにとってはすごく助かる変更と言えます。

この助成制度は介護保険をお持ちでない、訪問看護を必要とする多くの障害者の方が対象となっています。これまで障害者医療助成制度の中で、この「訪問看護」だけが多くの負担が必要な状況であったので、在宅での障害者を支える大きな改定であると言えます。他の医療機関利用ではこれまでも『障害者医療医療証』があれば1回目500円2回目500円でそれ以降は負担なし。

 

ここから少しややこしいは話です。

すでに気が付いている方もいらっしゃるかもしれませんが、問題となってくるのが特定医療費助成制度との関係です。特定医療費助成制度では上限を設けて、その上限までは自己負担が発生します。人によっては上限が30,000円なんて方もいらっしゃるので、訪問看護利用料を10,000円支払ってる方もいらっしゃいます。

その方が、『重度障害者訪問看護料助成制度』の対象になれば10,000円支払ってたところが、1,000円で済むことになりそうです。

今後は指定難病(特定疾患)の方に対して、『障害者医療医療証』の確認が必要です。ちなみに介護保険利用の方でも、特別訪問看護指示書の期間は医療保険での対応になるので、基本的には全員の『障害者医療医療証』の確認が望ましいですね。

他都道府県で、すでに平成29年以降の大阪府と同じ制度で仕事をされている方からすれば、ごく当たり前のことなんでしょうが、全然知らなかったので驚きでした。

最後に、この平成29年からの変更を公表している市町村はまだ少ないです。私が働く箕面市では、市議会の審議が平成28年12月20日に予定されており、それ以降の公表になるそうです(ギリギリすぎでしょ)。